2018.10.3 東京都世田谷区
若者の集う下北沢の雑踏を抜けた住宅地に位置する、都会に暮らすためのコンパクトな集合住宅。住宅が建ち並ぶエリアで集合住宅を建てるとき、その大きなスケールをどのようにコントロールするかが重要になる。本計画では敷地を分割し、さらに建物の単位を住戸単位に細分化していく事で、街のスケールに合わせたデザインとする。共用部や住戸間の隙間からは周辺に対する抜けが生まれ、街の景色と日常の暮らしが繋がる。住戸は独立性が高められ、隣接住戸間の生活音がキャンセルされ、明るく風の抜けるコンパクトな居住環境が実現された。
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設計・監理
川辺直哉建築設計事務所/担当:奥田晃大
構造設計
多田脩二構造設計事務所
用途
共同住宅
敷地面積
Ⅱ-213.22㎡ Ⅲ-213.43㎡
建築面積
Ⅱ-106.60㎡ Ⅲ-106.14㎡
延床面積
Ⅱ-358.17㎡ Ⅲ-354.72㎡
構造
RC造
規模
Ⅱ-14戸 Ⅲ-14戸
工期
2017.4-2018.4
施工
新都市建設(株)
プロデュース
(株)アスコット
受賞
GOOD DESIGN 2018